ディスティネーションウェディング

最近よく聞く、『ディスティネーションウェディング』。まずはディスティネーションウェディングの説明から。

「Destination」は、目的地/行き先/宛先/到着地という意味があります。
ディスティネーションウェディングは、日本でいう『リゾ―ト婚』や『海外ウェディング』に近い意味合い。
いま欧米では、日常から離れ、非日常を味わう結婚式のことを総称してディスティネーションウェディングと呼びます。
飛行機を使って海外など遠方へ行くことも、車で1時間などちょっと足を延ばした郊外で挙げる結婚式のこともディスティネーションウェディングとなるのです。

ディスティネーションウェディングの場合は、新郎新婦、家族以外のゲストも旅行型で数日間滞在を楽しむ計画が主流です。
計画は3日間。ポイントはゲストへのおもてなしと非日常空間を創り上げることを大切にします。

なぜなら、欧米の結婚式にはご祝儀という概念がないので、移動費や宿泊費はゲスト自身に負担してもらうからです。
その分、新郎新婦は現地のホテルを探してゲストに提案したり、滞在中のおもてなしに力を入れるのです。

ポイントはプランニング!

プランニングの計画の1日目は、ようこそ来てくださいました!の気持ちを込めて「ウエルカムディナー」の場を夕方から夜にかけて用意します。
ウエルカムディナーは、食事とお酒とともに翌日の本番の結婚式を楽しみにしてもらえるような時間を計画します。

2日目は、セレモニーとウェディングパーティ、そして、希望に応じてアフターパーティーを企画します。
例えば、「ビーチでセレモニー」その後、カクテルタイムを楽しんだあと、「ガーデンでナイトウェディング」。アフターパーティーは雰囲気をガラっと変えて「都会的なナイトバー」をコンセプトにしたいなど、アイディアは無限大!せっかくの旅行型のウェディングなので、非日常な空間にぴったりな内容を考えていくとどんどんアイディア出てくるはずです。
注意点は、ディスティネーションの場合は、新郎新婦もゲストも現地情報に詳しくないので、1日のスケジュール(時間の過ごし方)や参加者、移動手段などを事前に詳しくゲストへ伝えること。
そういったおもてなしの心がディスティネーションでは大切になります。

3日目は、ブランチ(昼食)の前後にアクティビティを用意します。ビーチリゾートならクルージング、高原ならゴルフ、または地域の観光などとアクティビティの範囲は広い!です。ディスティネーションのポイントは、正統派の結婚式だけではなく、みんなでハッピーになろう!ということが大切。「結婚式とはこういうもの」という固定概念が一切ないのが成功の秘訣です。

新郎新婦と家族とゲストが一緒に過ごせる特別な時間。結婚は、ふたりだけじゃなく、家族の結びつきやゲストとの仲を深めることができます。結婚式を機会に、家族の距離をぐっと縮め一生忘れない思い出をつくりましょう!