ブライダルフェア"New York Magazine Weddings Event"

今週から2回に渡って、最新のウェディングトレンドをお届けします。

日本のブライダルフェアは、無料が一般的ですが、アメリカのブライダルフェアは、入場費は有料が主流です。
お金を支払って入場するので、新郎新婦や来場者は情報を得ようと高い意識をもって参加します。
また、出展者も新郎新婦の目にとまるよう、こだわりや興味を引くディスプレイをしていました。
今年も、ブライダルフェア”New York Magazine Weddings Event”が、3月22日にニューヨークで開催されました。

New York Magazine Weddings Event って何?

トラッド・ファッションの魅力と、“ニューヨークの現在”を伝えるウェブマガジンとして有名なNew York magazineが主催する、一年に一度の大規模なブライダルフェアです。
ドレスやジュエリー、ペーパーアイテムはもちろん、生バンド、ケータリング、プランナー等、ウェディングを作り上げる上で必要不可欠なサービス業者が、100社以上集結します。
独創的でスタイリッシュなフェアは、NYのおしゃれな花嫁たちの情報収集の場であり、世界中のウェディングトレンドの発信源にもなっています。

たくさんのスイーツで魅せる世界観

今年のNew York Magazine Weddings Eventで特に花嫁の心を捉えたのは、スイーツ・ブッフェ・ブース。
カラフルで大胆な色使いのディスプレイが目を引きます。

スイーツ・ブッフェ・ブース

スイーツ・ブッフェ・ブース

高さのあるケーキは幸せの象徴

片手でつまめる、小ぶりなデザートが可愛くデコレーションされて並べられていました。
高さのあるウェディングケーキを一緒にディスプレイすると空間にメリハリが付いて、ぐんとおしゃれになりますね。
ちなみに、アメリカでは、高さのあるケーキは幸せの象徴と言われているそうです。

また、NYのパーティーシーンでは今、ストリートフードが大人気! 会場には日本のたい焼きも。
注文に応じて、焼きたてのたい焼きの中に抹茶やバニラ味のアイスクリームをつめてくれます。行列ができていました。
カジュアルに思われがちなストリートフードもセンスよく取り入れるとオシャレ度が格段に上がりますね。

 

さらに、花嫁が集まっているブースが。 なにやら、煙がモクモク…火事!?
かと思いきや、実はこれ、シャーベットを作っているのです。

モクモクの正体は、ドライアイスだったのですね。 パーティー中のデザートタイムをパフォーマンスで楽しませながら魅せるディスプレイ。
さすがはNYです。 ゲストが楽しめる工夫やアイデアが満載でした。